2022年10月12日

法学部の国際交流
セミナー「法の支配」駐日ドイツ大使 フォン ゲッツェ博士を開催

2022年10月12日(水)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、『セミナー「法の支配」 駐日ドイツ連邦共和国大使 クレーメンス フォン ゲッツェ博士をお迎えして』が開催されました。
堤林剣法学部長・法学研究科委員長による開会の辞、義塾特別招聘教授(国際)でミュンヘン工科大学教授のクリストフ アン教授による導入に続き、駐日ドイツ連邦共和国大使クレーメンス フォン ゲッツェ博士による基調講演「法の支配」が行われました。アン教授からは法学の視点から、フォン ゲッツェ大使からは政治の視点から、昨今の世界情勢を踏まえながら、法の支配の重要性についてご講演いただきました。
パネルディスカッションでは、上記登壇者3名に加え、パネリストとしてフィリップ オステン教授、大串敦教授、司会として君嶋祐子教授も加わり、政治思想史、国際刑事法、ロシア地域研究、知的財産法など、登壇者の国際的研究に基づくさまざまな視点から発言や質問がされ、法学部出身で外交・政治の第一線で活躍されてきたフォン ゲッツェ大使と、法の支配のあるべき姿について。活発な討論が行われました。 セミナーには、伊藤公平塾長、留学生を含む80余名の塾生・教職員が参加し、塾生からの質問に対しても、大使から丁寧にご回答いただきました。閉会にあたり、伊藤塾長から塾生に対して、本セミナーのような自由かつ学問的な討論の大切さが説かれました。
閉会後も、フォン ゲッツェ大使を囲んでしばらく談笑が続き、盛会の下にセミナーを終了しました。


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