この学生を「教えたい」という教員と、慶應義塾大学法学部を第一志望として、そこで「学びたい」という学生との間の良好な相性(fit)を実現するFIT入試。
画一的評価にとらわれず、異なった能力・経験を評価する、人物本位の選抜方法であるFIT入試に挑戦して、現在は法学部生として大学生活を送っている在学生にインタビューしました。

慶應義塾大学法学部を志望した理由は?



政治学科1年 Sさん
岩手県立一関第一高校出身

Kさん|法学部の理念である「スペシャリスト兼ジェネラリストの育成」に最も強く惹かれました。外国語科目や人文科学科目を通して身につける広い教養と、法学部ならではの学びで得る専門性を将来のあらゆる分野で活かせると思いました。
Tさん|充実したカリキュラムと自由度の高さから志望しました。何事も基礎を徹底することで大成すると考えます。1、2年の間に礎となる学習を安定させることが、知識を確かなものにすると思います。
Jさん|法学的知識を深めながらも、言語・自然科学・人文科学を学び、自分の視野をより広げることができると考えたからです。「主専攻に加えて第2の専門を持つ個性派学生を育てる」という理念がまさに体現されていると思います。
Sさん|私は、安全保障論や国際政治理論、国際関係学について学び、世界で活躍されている先生方のハイレベルな知識を吸収したいと考えました。専門知識とともに幅広い学問分野の総合知識を横断的に学べることも非常に魅力的でした。

FIT入試に挑戦しようと思った理由は?



政治学科1年 Kさん
甲南女子高校出身

Kさん|高校まで自分が努力してきたこと、勉強や部活動、課外活動などの経験を総合的、多角的に評価してくれるのがFIT入試なのではないかと考えました。面接を通して「慶應義塾大学でしかできない、この学びがしたい」という将来設計を主体的に伝えられるのではないかと考えたこともFIT入試を選んだ理由の一つです。
Tさん|FIT入試の魅力は、各々の受験生の志望に対する熱意を伝えやすい点であると考えます。最低限の学力はもちろんですが、慶應義塾大学法学部を志望する熱意を直接伝えられると考えたので、FIT入試を選択しました。
Jさん|高校の時にバトントワーリング部に所属しており、全国大会に何度も出場していたので、この活動を活かせる入試こそがFIT入試なのではないかと考えました。
Sさん|FIT入試は学力やテストの結果だけではなく、学生の個性を重視する入試だと理解し、私の海外に滞在した経験や、部活動で県大会や全国大会で上位の成績を収めた経験をうまく活かせるのではないかと考えたからです。

どのような準備をしましたか?

Kさん|志望理由書や面接では、「私が努力してきたこと、私にしかできないこと」をいかに具体的に伝えるかということを意識しました。
Tさん|私は自分がしたいことを明確にすることに注力しました。自分で納得ができるまで、志望理由書を書き直し、パンフレットを読んで、できる人は、大学まで足を運んで、自分の中で、「慶應義塾大学に行きたい」という強い気持ちを持てるかが大切かなと思います。

高校までどのように過ごしていましたか?


法律学科1年 Jさん
愛知淑徳高校出身

Jさん|週6回、朝から夜までバトントワーリング部の練習をしていました。勉強の時間を確保するのが本当に大変でしたが、全国大会に出場するという貴重な経験することができたので、自分の人生においてとても大切な3年間だったなと思っています。
Sさん|中学生の頃、親の仕事の都合で2年間オーストラリアに滞在しました。高校生活では英語ディベート部に入部し、国内の様々な大会に参加しました。その他にも知識を増やすために本を多く読んだり、帰国後も英語の勉強には力を入れ続け、流暢に話す力を失わないように努力しました。

大学生活はいかがですか?

Kさん|大学生活一年目は本当に充実した、密な一年でした。専門的な勉強を中心としつつ、教養科目や外国語科目も同時に学習できたことで、広い知識を得ることができました。政治学科ならではの自由度の高い履修を通して得た学びや、新たな交流、環境との出会いによって大きく成長できました。
Tさん|ドイツ語のインテンシブコースを履修しています。今までドイツ語には触れたことがありませんでしたが、意外と日常にはドイツ語が語源となっているものが多いことを知り、興味を持ちました。インテンシブコースはより確かな言語力と、そこでの国際色豊かな交流ができるのでおすすめです。

将来の夢を教えてください

Kさん|私はグローバルな社会問題に関わる個人や企業の取り組みに関心があります。環境問題や紛争における課題をより多くの人が身近な問題として捉えることができる環境づくりの一端を担いたいと考えています。
Tさん|将来の夢はアナウンサーです。自分の視野を広げた上で、悲しい出来事が繰り返されないように訴えかけていき、画面の向こうの人に寄り添っていきたいと思います。伝える職を通じて、1日を豊かにするお手伝いがしたいと思います。
Jさん|法曹に進みたいと考えています。険しい道ではあると思いますが、大学で弁護士や検察官の方々の話をお聞きしてとても魅力的だと感じました。女性の強い味方である弁護士になりたいです。
Sさん|私の将来の夢は外交官になることです。大学では、グローバルな視野を持って地球規模の課題を解決するためのスキルを高めたいです。

高校生へメッセージをお願いします



法律学科1年 Tさん
宮崎県立宮崎大宮高校出身

Kさん|受験で壁にぶち当たることは必ずあると思います。そういう時は、自分がこれまで頑張ってきたこと、今後目標としていることを振り返り、「これだ!」というものを是非見つけてみてください。大きい小さいは関係なく、自分にしかできなかったということが最も大切だと私は思います。
Tさん|高校生の皆さん。大学は、私が考えるに文字通り「大きく学ぶ場」です。正解か不正解かは大事ではなくて、考えを広く集めること、そして受け入れてくれる大きさも大学特有でしょう。慶應義塾大学は、まさにそのような環境、仲間が多くいます。一緒に慶應義塾大学で、学びを広げていきましょう!!!

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