【終了】高校生のための慶應義塾大学法学部 大阪模擬講義 2019
終了しました。ご参加ありがとうございました。
趣旨

法律を勉強したい! 政治学ってどんな学問なの? 法学部ってなにを学ぶところなの?
興味のある人も初めて興味を持つ人も大歓迎!
現代社会すべてにつながる慶應義塾大学法学部の多様な授業を体験してみませんか。
講義

岩谷十郎先生 法学部長(日本法制史)
「学問のすゝめ」は「法学のすゝめ」である
皆さんが大学に入って学ぶ法律学は、明治時代に外国から輸入された学問として始まりました。福澤諭吉は法律家ではありませんでしたが、彼の『学問のすゝめ』は、実は法学の入門書としても、とても面白い内容を持った啓蒙書だったのです。150年前から今を見据えた福澤の思想に触れてみましょう。

許 光俊 先生(芸術、文学)
文学と社会
文学作品はそれ自体が完結した世界のようでいて、実際には現実社会を反映しています。夏目漱石『坊ちゃん』には、明治維新で敗者になった側の悲しみや屈折が表れています。シャーロック・ホームズが登場する推理小説は、19世紀末の大英帝国の暗部が刻み込まれています。そんな文学と社会の関係についてひとくさり。

大野真澄 先生(応用言語学)
Emoji(絵文字)と言語文化 ー効果的なコミュニケーションを目指してー
近年、絵文字を使ったコミュニケーションが世界中で盛んになっています。絵文字は言語文化にどのような影響を与えているのでしょうか。本講義では、絵文字の持つ意味や役割を考えてみます。
英語の授業を想定した参加型の講義です。アクティビティを通じて自分の思考を整理し、英語で効果的に表現する方法を学びましょう。

細谷雄一 先生(外交史、国際政治学)
Brexit、どうなるの?
2016年6月23日。EU加盟の是非を問う国民投票が行われて、イギリス国民はEUからの離脱を選択しました。ところが、どのようなかたちでEUから離脱するのか、先行きが見えません。そもそも、イギリスはヨーロッパの一部なのでしょうか?ここではイギリスとヨーロッパの関係を歴史に戻り、未来を展望します。

河野武司 先生(現代政治理論・計量政治分析)
選挙について語ろう
代議制民主主義にとって選挙はそれを駆動させるエンジンの一つです。今年の7月には参議院選挙があります。衆議院が解散されて衆議院選挙との同日選挙も噂されていますが、この選挙には18歳となった君たち高校生も参加することになります。選挙の仕組みや意義を知ることを通して、投票への心構えを養っていただければと思います。

君嶋祐子 先生(知的財産法)
出る杭を伸ばそう! ——創造的社会のための知的財産法——
友人に見せようと思って著作物をシェアしたら著作権侵害の警告を受けたり、企業が自力で開発した製品の製造販売を特許権者に差し止められたり、出る杭を伸ばすための知的財産権が、出る杭を打つために使われているように見えることも。個人も企業も創造的な社会にするには、どんな法制度がよいのか、一緒に考えてみましょう。
開催場所
慶應大阪シティキャンパス
グランフロント大阪 ナレッジキャピタル (北館タワー C10階)。JR大阪駅から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩6分。
対象
主として関西地区にお住まいの高校生、および保護者の方。
受講料
無料
定員
各講義70名
問い合わせ先
慶應義塾大学法学部大阪模擬講義2019係
TEL:03-5427-1869
メールアドレス:keio-hou*adst.keio.ac.jp
(「*」の部分を「@」に変えてから送信してください。)
事務取扱時間:月〜金曜日 9:30〜17:00
申込み締切り
各開講日の1週間前。
定員になり次第締め切ります。
申込み方法
終了しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。