2011年1月のニュース

大学院法学研究で平成23年度助教(有期・研究奨励)を公募

2011年1月31日 16:01

慶應義塾大学大学院法学研究科では助教(有期・研究奨励)を公募いたします。
詳細は公募ページをご覧ください。
応募締め切りは2011年 2月14日(必着)です。

ヴォルフガング・ティールゼ
ドイツ連邦議会副議長による講演会

2011年1月17日 15:28

 

2010年12月6日(月)にドイツ連邦議会のヴォルフガング・ティールゼ(Wolfgang Thierse)副議長が来塾され,三田キャンパス北館ホールにおいて「ドイツ再統一の20年—回顧と総括」という演題で講演会が開催されました。

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ティールゼ氏は1989年~90年の東ドイツの民主化運動の中心人物の1人であり,現在のドイツでも最も重要な政治家の1人です。東西ドイツ統一後の1998年~2005年には東部地域出身者として初のドイツ連邦議会議長,2005年以降は副議長を務めておられます。
「東西ドイツの統一は天から降ってきた僥倖ではなく,勇気ある市民の運動の賜物であったが,その他にも国際政治の中での多くの好条件や旧西ドイツの人々の連帯協力に感謝しなければならない」「生産性や賃金などの平均値を西部地域と比較すると,その格差はまだ認められるものの,東部でも振興拠点となっているいくつかの都市に注目すれば,西に遜色のない水準まで向上している」「ソーラーパネルの生産などのように,東部地域が世界的な水準に達している分野も存在する」など,20年前の歴史的大事件を振り返るとともに,その後の東西の融和と,経済振興の状況についての見解が語られました。また「私の父はヒットラーの政権奪取の翌日に成人を迎え,東ドイツで行われた最初で最後の自由で秘密な人民議会選挙の1週間前にこの世を去りました,ですから父はその一生のうちに自由な選挙に参加する経験をしたことは1度たりともなかったのです」という言葉には,氏の社会民主主義者としての政治活動の背景を見ることができました。

 

 

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講演の後には,聴衆からの質問をまじえ,予定を20分もオーバーして熱のこもったディスカッションが続きました。日本の政治的無関心の状況を引き合いに出しての学生の質問に対し,「民主主義はひとりひとりの参加がなければ死んでしまいます,民主主義の後継者たる若者が参加しようとしないのなら,おしりを蹴飛ばしてでも参加を促さねばならないのです」というように,「民主主義が死んでいた」時代を経験してきたティールゼ氏だからこそ,その言葉の持つ説得力には,他の追随を許さないものがありました。

 

 

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(撮影:石戸晋)

 

最終講義のご案内

2011年1月 5日 11:47
本年度をもって退職する法学部教員の最終講義が以下のとおり開催されます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

氏名
日時
場所
テーマ 
 小此木 政夫  平成23年1月18日(火)
 13:00~14:30
517番教室 私の韓国朝鮮研究四〇年 
 田中 俊郎  ※平成23年3月19日(土)
 13:30~15:00
517番教室 なぜEUは重要か 

※受付開始 13:00 田中教授の最終講義は事前登録制です。参加を希望される方はsaishukougi_tanaka@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。なお会場は当初予定の北ホールから517番教室に変更になりました。


東日本大震災の発生にともない、3月19日に予定されておりました田中俊郎教授の最終講義および記念パーティーは中止とさせていただきます。