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梨花女子大学日本法研修

2019年1月28日から2月1日にかけて、梨花女子大学法科大学院(韓国)の学生7名(引率者:趙均錫 同大学院教授)を迎えて日本法セミナーを行いました。本セミナーは、2015年度から毎年開催されており、今回で4回目となります。
 本セミナーは、本塾専任教員による日本法講義、司法関係の施設見学(今回は、法務総合研究所、法務省、女子少年院)および本塾法科大学院生との意見交換会から構成されています。今回は、日本法講義として以下のものが提供されました。

太田達也 教授「日本の刑事司法制度改革の課題と展望」

岩谷十郎 教授(法学部長)「日本の法文化とイコノロジー」

田髙寛貴 教授「損害賠償のルールを考える――製造物責任法の成り立ちと適用、解釈」

山本龍彦 教授(法務研究科)「AIと憲法」

佐藤拓磨 教授「オレオレ詐欺をめぐる刑法上の諸問題」

 講義後には活発な議論が行われ、有益な意見交換をすることができました。来年度以降もセミナーを継続し、日韓の学術交流の裾野を広げることに寄与できればと考えています。