三田キャンパス 法律
出身校:東京学芸大学附属高等学校
中学生のとき傍聴に行った裁判所での経験が、私を法曹界へ導いてくれました。殺人事件で傍聴券が配られるような事件だったのですが、被害者の遺族に「なぜ事件に関係ない人がこんなに見に来ていて、傍聴券のない被害者の友人は見られないのか」と面と向かって言われたのです。結局、私と友人は被害者のお友だちに傍聴券を譲ったのですが、その後から司法や裁判について注目して見るようになりました。慶應義塾大学法学部への進学も、司法試験対策に力を入れていると聞いていたからです。法学部のカリキュラムは学生の自主性に任せられている部分が多いと感じました。だから、やろうと思えばいくらでも自分の力を伸ばすことができるけれど、怠けようと思えば怠けることもできる。4年間を充実して過ごせるかどうかはその人の努力、がんばりにかかる部分が大きいと思います。
一方で、自分から求めていけば必ず対応してくれる、すごく面倒見のいい大学だとも感じています。現在は判事をめざして法科大学院で勉強中です。慶應義塾の法科大学院は他と比べて選択科目が多く、勉強の仕方もかなりの部分で学生の自主性に任されています。やるべきことがたくさんある中で、自分で取捨選択しながらどうやって休む時間をつくるかという生活が続いています。大学時代に池田真朗研究会でよく言われたのは「法律はあくまで紛争解決の手段。当事者のことをおいて法律の議論に終始してはだめだ。実際に困っている人がいることを忘れないように」ということです。満足いかないまでも双方が納得し、新しい日常を歩んでいけるような判決が出せるようになりたいと思っています
『悪人』 吉田修一(朝日新聞出版)
思わぬことから殺人を犯してしまった青年がほかの女性を巻き込んで逃亡するお話です。絶対的な悪はなく、人間の醜かったり弱かったりする部分が描かれている小説でした。事件の背景には事情や感情があるということを示唆してくれる本だと思います。
2011/07/04
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2011/05/22
平成23年度 ベルリン・フンボルト大学派遣留学生 募集要項
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