大学卒業後もより高度な専門教育を受けたい者、また、裁判官、検察官、弁護士などの法曹を目指す者のために、プロフェッショナルスクールとして大学院に法務研究科(ロースクール)と法学研究科を備えています。
■大学院 法務研究科(法科大学院)
〈概要〉
国際性・学際性・先端性という3つの理念を教育の中心に置いています。法学未修者コース1年次には、集中的に基礎的な法的素養を身につけます。2年次、3年次には応用的な法的思考力を養成し、各自の専門性に磨きをかけます。カリキュラムの中心にワークショップ・プログラムを置き、企業法務、金融法務、渉外法務、知的財産法務のほか、人権法務や刑事、経済法、EU法務など、幅広い分野のプログラムについて一線で活躍する実務家教員のもと、実践的なスキルを身につけることができます。
〈専門職学位課程〉
入学定員:260名[法学未修者コース(3年制)約80名、法学既修者コース(2年制)約180名]
専攻:法務
〈進路〉
修了後は、新司法試験、司法修習を経て、裁判官、検察官、弁護士として活躍することになります。
■大学院 法学研究科
〈概要〉
新しい時代にふさわしい大学院の拡充と研究指導体制をめざし、改革に取り組んでいます。例えば専攻に関係なく履修できるプロジェクト科目、高度の知的スペシャリストを養成するための専修ユニットという構想のもと、関連する他研究科の設置科目を履修できるシステムなどを課程に組み込みました。民事・公法学専攻では、法理論だけでなく実務的能力の養成、研究者を目指す者に必須の基礎法学的素養を身につけるなどのカリキュラムを実施。政治学専攻では、多角的な授業体制で専門領域の深化を図っています。なお、2009年に政治学専攻修士課程に専修コース(公共政策、ジャーナリズム)を新たに設置しました。
〈修士課程〉
入学定員:150名
専攻:民事法学、公法学、政治学
〈後期博士課程〉
入学定員:30名
専攻:修士課程と同じ
〈進路〉
修士課程を修了した者の多くは、一般企業に就職しています。後期博士課程を修了した者は、大学教員や研究者になるほか、各種研究機関の職員や国際公務員になる者もいます。
●新司法試験法科大学院別合格者(2009年度)
| 大学名 | 受験者数 | 最終合格者数 |
| 東京大法科大学院 | 389(333) | 216 |
| 中央大法科大学院 | 373(292) | 162 |
| 慶應義塾大法科大学院 | 317(266) | 147 |
| 京都大法科大学院 | 288(236) | 145 |
| 早稲田大法科大学院 | 380(266) | 124 |
| 明治大法科大学院 | 310(241) | 96 |
| 一橋大法科大学院 | 132(113) | 83 |
| 神戸大法科大学院 | 149(124) | 73 |
| 北海道大法科大学院 | 156(131) | 63 |
| 立命館大法科大学院 | 243(161) | 60 |

